自分用の書きかけの覚書。ネット環境が無いところでラズパイをWindowsから動かすためののメモ。
要点
bonjour*1をインストールした?*2Windows 10 PC*3とRaspberry Pi 3 Model BをLANケーブル(と給電用のUSB A-micro B ケーブル)で直接つないで、ウィンドウズからラズベリーパイにリモートログインできる。
しくみ
Windows 10 はリンクローカルアドレスで繋いだラズパイのホスト名(デフォルトでは"raspberrypi")を探して繋ぐことができる*4。作業の要点は
- Raspberry Pi 側
- 起動時にsshあるいはvnc(あるいはxrdp)が起動されるようにして、いつでもリモートログインできる状態にしておく。
- Raspberry Pi の hostname (マシン名)を把握しておく(と、リンクローカルアドレスを調べなくてもつなげられる)。初期設定は raspberrypi である。これを別の名前にするには /etc/hostname と /etc/hosts を書き換える。
- hostname がわからないときは、リンクローカルアドレスで接続する。ユーザ名は把握していないといけない。
- Windows側
ここに書いていないこと
WindowsとRPiの間の通信はできてはいるけれど、(例えばRPiでソフトのアップデート sudo apt-get update をしたいときに)RPiからインターネットにどのようにアクセスすればよいか。参考にしたサイトの「ブリッジ接続もしてみる」を参照。
参考にしたサイト
*1:bonjour Zeroconf - Google 検索
*2:[2019.3.31]bonjourサービスをアンインストールした状態でも動作した。169.254.*.*のリンクローカルアドレスが勝手に振られている状態でホスト名"raspberrypi.local"のIPアドレスの解決どうやっているんだろう?
*3:バージョン1803(OSビルド 17134.648)
*4:[2020.1.19]以前は以下のように書いていたが、新品のWin10PCでもBonjourなしでつながることを確認した。「Bonjourとは、自動的にインターネットのネットワークを構成する技術であるZeroconfZeroconf - Google 検索に基づいたApple社製のソフトで、ネットワークアドレスが分からないラズパイのアドレスを自動で探して繋ぐようにするために必要。」