授業用の書きかけの覚書
GDL(バージョン2.5)インストール記事はこちら*1H8などのマイコンのプログラミングツールとして GCC Developer lite を 64bit Win10 PC にフルインストールしてしまった場合に、ふつーの Windows x64 (Windows 64bit)プログラミング(C, C++, fortran95*2)もできちゃうので、使うためのセットアップを記す;↓新記述[2022.9.23]
GCC Developer Lite (GDL)を64bitのWindows 10にインストールし hello world プログラムを作成する - あらきけいすけのメモ帳
メモ帳などのテキストエディタを使って、コマンド↓旧記述set PATHC2=\PROGRA~2\BestTech\GCCDEV~1\GCC\x64\bin set PATHC3=\PROGRA~3\BestTech\GCCDEV~1\GCC\x64\bin set PATH=%PATHC2%;%PATHC3%;%PATH% gcc -std=c99 -Wall -lm %~n1.cをコピペして build.bat というファイル名で保存し、C言語のプログラムのソースコードファイル [なんとか].c を build.bat にドラッグアンドドロップする。*3
GCC Developer Lite 内の GCC へのパスと、コマンドプロンプトを起動して、命令 gcc hello.c で実行ファイル a.exe を作ってくれる。GDLの[ツール(T)]⇒[コンパイルオプション(O)]⇒[設定リスト]の[x64 (Windows)]をいちいち設定するより簡単。C:\Program Files (x86)\BestTech\GCC Developer Lite\GCC\x64\binを環境変数 Path に書き加える*4
環境変数 Path の設定方法
- [スタート(窓マーク)]⇒(スタートメニューが開く)
- ⇒[設定(メニューの左端下の歯車マーク)]⇒([Windowsの設定]ウィンドウが開く)
- ⇒[設定の検索]枠に「環境変数」と入力⇒(検索結果が現れる)
- ⇒[環境変数を編集]を選択⇒([環境変数]のウィザードが現れる)
- ⇒[[Username]のユーザー環境変数(U)]内の[Path]を選び、[編集(E)...]をクリックする⇒([環境変数名の編集]ウィザードが開く)
- ⇒[新規(N)]をクリック⇒(環境変数の最後の行の下に入力用の枠が現れる)
- ⇒その枠に"C:\Program Files (x86)\BestTech\GCC Developer Lite\GCC\x64\bin"と書き込み*5⇒[環境変数名の編集]ウィザードの[OK]をクリック⇒[環境変数]ウィザードの[OK]をクリック
*1:2020.7.1に追記
*2:GCC, the GNU Compiler Collection - GNU Project
*3:PATH2 はGDL 2.5以前のパス、PATH3 は GDL 2.7 のパス。GDL 2.6 は短命だったので、知らない。
*4:新記述:パス名を8.3形式で書けばよい。GDLの吐いたバッチファイルを読めば一目瞭然であった。(2022.9.23)
旧記述→参考:組込みエンジニアのブログ gcc: error: CreateProcess:No such file or directory の対処法 にも書いてあるように、バッチファイルに Path を追加して書いても 、ファイルをコンパイルするときに gcc: error: CreateProcess: No such file or directory が出てしまう。どうもディレクトリ名の " (x86)"の部分が悪さをしているようである。
*5:"C:\Program Files (x86)\"は GCC Developer Lite を64bit Windows PC にインストールしたときのディレクトリ名。32bit OS の場合は""C:\Program Files\"である。