授業のための覚書
ラズパイ(3B, 3B+, zero w, 4B を想定)のGPIOを使って外付けのA/DコンバータやRCサーボモータを動かすことを主目的としている。初回起動ではどうしても本体にキーボード、マウス、ディスプレイの接続をしてOSの設定をしなくてはいけないので「次からはLAN経由でPCから操作するための最小限の設定」のつもり*1。
- [Raspberry Piの設定]→[インターフェース]で[カメラ]から[リモートGPIO]まで一応、全部、[有効]にしておく。とくに[SSH]と[VNC]はリモートログインに必要。*2
- [Raspberry Piの設定]→[システム]の[解像度](RPi4では[設定]→[Screen Configuration]→[ウィザードのウィンドウ部分で右クリック])を1024x768以上にしておく。さもないとリモートからVNCでデスクトップ環境を表示したときに、[Raspberry Pi の設定]のウィザードが画面からはみ出して、非常に操作しづらくなる。(学生にGUIで設定を指導するときに面倒になる)
- (Raspberry Pi Zero W Rev 1.1) sudo raspi-config → 7 Advanced Options → A5 Resolution
- Raspberry Pi Zero W/4 B の場合にはUSBガジェット機能を有効にする*3
- /boot/config.txt の最後尾に "dtoverlay=dwc2" と書かれた行を追加する。
- /boot/cmdline.txt の "rootwait" と "quiet" の間に " modules-load=dwc2,g_ether" を書き加える。
- 母艦のWindows機側の設定はRaspberry Pi Zero W(RPi4BもOK)をUSBガジェットにしてUSBケーブル1本でWindows 10マシンから操作する - あらきけいすけのメモ帳
- 次の起動でWiFi経由でリモートログインしたい場合には、WiFiへの接続(ネットワークキーの入力)を済ませる。*4